お受験シーンの『父親』の装い

お子様の幼稚園や小学校のお受験には、当日の面接以外にも説明会などの学校訪問がございます。
その都度、重要となってくるのがお父様やお母様の服装や身だしなみです。
特に忘れがちなのは、お父様の“装い”です。
『父親』の場合はスーツを着れば良いということで片付けられがちですが、スーツならなんでも良いわけではありません。
ご家族の装いのバランス、つまり『フォーマル度』が合っているかが重要になります。
安心して当日を迎えられるよう、正しい知識を知って頂き準備されることをおススメいたします。



 『父親』のお受験スタイルの基本

お子様のお受験シーンでは、お父様はスーツを着用することが基本です。

しかし、普段仕事で着ているスーツよりも『フォーマル』なものを着用します。

昨今のお受験では、面接の受け答えに関して万全の対策を行っているお母様よりも、ご家庭によって差の出やすいお父様を見られることが多いと言われています。
それだけに、「父親としての装い」は細かなところまで気配りをされたスーツを着用されることが望ましいです。

細かな気配りとは、お子様のお受験に対して敬意を見せる為に、『誠実で落ち着いた印象』を意識されることが大切です。
また、ご家族揃っての印象が重要となります。
特に、お母様のお受験スーツとの“色味”は近しい方が、ご家族としての『まとまり』を相手に伝えることが出来ます。



 『父親』のお受験スーツの選び方

では、具体的にどのようなスーツをお選び頂くのか、押さえておくべきポイントをご紹介いたします。


◆柄が無い『無地』を選ぶ
お受験スーツの色は濃紺が一般的で、無地のダークスーツ(ネイビー、グレー、ブラック)が基本になります。
また、織り柄や細いストライプなどは、華美でなければ良しとされていますが、光沢が強い物や個性的な柄で『派手』に見えるものは避けましょう。

黒のスーツの際は、冠婚葬祭で着用される『ブラックフォーマル』は、使い回しに見えてしまうのでNGになります。
お母様のお受験スーツは濃紺を選ばれる方が多いので、お父様も色味を合わせた濃紺をおススメしています。

素材は、着用時に上品さを引き立たせる上質なウール素材が望ましいです。


◆推奨デザイン
ジャケットやパンツのデザインにも、お受験スーツ用の推奨デザインがございます。
もちろん、裾のほつれやサイズの合わないスーツは相手への敬意が伝わりづらく、印象も悪くなりがちです。
着用前に、フィット感やほつれ等が無いかチェックをしましょう。


ジャケットの合わせはシングルが基本になり、センターベンツかサイドベンツかは、ご自身の体形に合ったものを選びます。
パンツの裾はシングルが推奨されており、椅子に座った際に素肌が見えてしまうような短い丈は避けましょう。



 お受験スーツのコーディネート

スーツ選びの後は、お受験用のコーディネートが重要になります。
いくら良いスーツを選んでも、合わせるシャツ・ネクタイ・靴によって印象は大きく変わってしまいます。
お受験の主役はあくまでもお子様です。
『父親・母親』の印象は、おしゃれよりも“きちんと感”を意識したコーディネートがおススメです。




1.シャツ

シャツは『白無地』を選びます。 襟開きが狭いレギュラーカラーが一般的です。
生成やボタンダウンなどカジュアルに見えるデザインは避けましょう。



2.ネクタイ

ネクタイは『紺系の無地』が一般的です。
ストライプや幾何柄など主張のはっきりしたデザインは避けましょう。



3.靴

基本は、『黒の革靴』を選びます。 カジュアルすぎたり紐の無いタイプのローファーやデザイン性の高い物を選ぶのはNGです。
入退室時に靴の音が過度に鳴らない物を選ぶことも重要です。



4.靴下

靴下は、『無地の黒か濃紺』を選びます。
薄地のビジネスソックスが一般的ですが、椅子に座った際に素肌がのぞかない長さを選びましょう。
生地の厚いカジュアルソックスや肌の見えるショートソックスはNGです。



普段のご家族の絆や温かさを相手に伝える手段の一つとしてお受験スタイルは大切なツールになります。
お受験では、いつもと少し違うしっかりとしたスーツをご用意することで『父親』としての受け答えや態度にも自信が現れます。
ぜひ、ふさわしい1着をお選び頂ければと思います。




父親のお受験スーツ




お受験スーツ用の父親のシャツ



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